お母さんが心から喜ぶ人気のプレゼントは? 母の日ギフト2026
ゴールデンウィークの後にやって来る、初夏の大きなイベントと言えば「母の日」。普段は照れくさくて言葉にしづらい感謝の気持ちを伝えるため、お母さんにプレゼントを贈ろうと計画中の方も多いのでは。ところで、みなさんは母の日がどのような背景で、いつごろから始まったのか知っていますか?母の日の始まりから人気のプレゼント、気になる価格の相場まで、ちょっぴり役立つ情報をお届けします!

もくじ
1.2026年の母の日はいつ? カーネーションを贈る意味
【母の日の起源・由来・歴史】
毎年5月の第2日曜日は「母の日」。2026年は5月10日(日)が母の日です。日本では、いつもがんばっているお母さんに感謝を込めて、カーネーションの花を贈る日という印象が強いかもしれません。
母の日の由来には諸説あり、古くは古代ローマの女神リーアに感謝する春の祭りが起源とも言われています。日本でよく知られている母の日の逸話は、20世紀初頭のアメリカを発祥とする説です。1907年、ウェストバージニア州のアンナ・ジャービスは亡き母アンを偲ぶ会を開き、母が好きだった白いカーネーションを参列者に配りました。アンナの母に対する思いに心打たれた人々は、翌年の5月も同じように教会に集まり、追悼会を開いたそうです。アンナは「母を敬い、感謝する日をつくりたい」と活動を始め、いつしかその動きはアメリカ全土に広がっていきました。
1914年、アメリカ大統領ウィルソンはアンナの母が亡くなった5月の第2日曜日を「母の日」に制定します。アンナの母が愛した白いカーネーションは、母の日の象徴となりました。その後、白いカーネーションは“亡き母に贈る花”として、赤いカーネーションは“生きている母に贈る花”として次第に定着していきました。

【日本に母の日が広まったのは戦後以降】
日本に母の日が伝わったのは明治時代末期と言われています。大正時代に入ると、青山学院教授のアレクサンダー女史がアメリカの母の日を紹介し、キリスト教関係者の間ではカーネーションを配るイベントが行われるようになりました。1931年(昭和6年)には昭和天皇の皇后が生まれた3月6日が母の日に制定されましたが、一般的には普及しませんでした。その後、1937年(昭和12年)年に大手菓子メーカーが「母の日大会」を開くと、母の日は全国的に認知されるように。戦後の1947年(昭和22年)には、アメリカと同じ5月の第2日曜日が正式に母の日となりました。
【赤いカーネーションが定番になった理由】
当初は母の生死によって、贈る色を区別されていたカーネーション。しかし「色分けされることで、母のいない子が傷つくのではないか」との声が上がり、現在の日本では母の日を祝う花と言えば、赤いカーネーションが主流となっています。
2.日にちも祝いの花も国ごとに違う!世界各国の母の日
日本やアメリカでなじみ深いカーネーションの贈り物ですが、世界の国々ではどのようなギフトを贈るのでしょうか?それぞれの国の独特な風習やユニークな過ごし方をご紹介していきます。
【イギリス】
イギリスの母の日はイースター(復活祭)から数えて2〜3週間前の日曜日※1で、「マザーリング・サンデー」と呼ばれます。イースターの日は固定ではないため、毎年日付が変わるものの、大体3月21日から4月24日の間に行われます。
マザーリング・サンデーは17世紀ごろから続く伝統行事で、もともとはキリスト教信者が生まれ育った町や村、洗礼を受けた教会(マザーチャーチ)に帰って礼拝に臨む日でした。ちなみにマザーリング・サンデーという名称も、母の日ではなくマザーチャーチに由来しています。当時イギリスでは出稼ぎ労働をする子供が多かったのですが、マザーリング・サンデーの1日だけは里帰りが許されていました。子供たちは奉公先で焼いたシムネルケーキ※2やダフォディル(ラッパ水仙)を手土産に帰省し、お母さんにプレゼントしました。これが母の日の起源と伝えられています。
現代のイギリスでは、母の日を「マザーズ・デー」と呼ぶ方が一般的です。当日は実のお母さんだけでなく、おばあさんや義理のお母さんにも感謝の言葉を添えたカードを贈ります。このほかにも、イギリス独特の祝い方として「ブレックファスト・イン・ベッド」が挙げられます。当日の朝はゆっくり過ごしてもらうため、子供たちはお母さんにイングリッシュ・ブレックファスト(イギリス風朝食)を用意してベッドまで運ぶそうです。

(注)
- ※1 正確には春分後、最初の満月の次の日曜日。
- ※2 シムネルケーキとは、ドライフルーツがたっぷり入った円形のケーキで、アーモンド粉を練ったマジパンの団子が11個乗っています。団子が11個なのは、イエスの弟子12人から裏切り者とされるユダを除いた数で、最後の晩餐を暗示しているのだとか。キリスト教の祭りならではのお菓子です。
【フランス】
フランスの母の日「Fate des Meres(フェト・デ・メール:母親の祭日)」は5月最後または6月最初の日曜日。カーネーションのような特定の花をあげる習慣はなく、お母さんの好きな花やコスメ、アクセサリーなど、実用的なものをプレゼントするのが主流です。子供たちは学校で雑貨や小物、お菓子、メッセージカードなどを作ったり、母をテーマにした6行の短い詩を創作・披露したりするそうです。
【イタリア】
日本やアメリカと同じく、5月の第2日曜日が母の日です。贈り物の定番はアザレア(西洋ツツジ)の鉢植えで、売り上げの一部はがん研究に活用されるそうです。

【フィンランド】
子供支援の国際団体「セーブ・ザ・チルドレン」による母の日レポート(2014年)で、最もお母さんに優しい国に選ばれたフィンランド。母の日が祝われるようになったのは1918年からで、毎年大統領がその年に最も活躍した母親に勲章を授与します。祝花の定番はミニバラですが、野原や森に咲く「ヴオッコ※」という名の二輪草を贈る風習もあるそうです。5月の第2日曜日には、家族がお母さんのベッドまで朝食とプレゼントを運ぶ習慣もあるのだとか。お母さんに優しい国ならではの心温まる光景ですね。
※valkovuokko(ヴァルコブオッコ) 日本名:アネモネ・ネモローサ(Anemone Nemorosa)
【ルーマニア】
1975年に国連が制定した国際婦人デーにもとづき、毎年3月8日が「女性の日」になっています。母親に限らず、小さい子供からお年寄りまで、全ての女性にギフトが贈られるそうです。
【トルコ】
トルコも5月の第2日曜日が母の日です。自分の母親だけでなく、子供がいるすべての女性が祝いの対象。現在は年齢に関係なく、全世代の女性に「母の日おめでとう」と声をかけるそうです。日本の「お母さんありがとう」とはスタイルが異なりますが、素敵な風習ですね。プレゼントには品種を問わず、白い花束を贈るのが定番です。
【オーストラリア】
5月の第2日曜日が母の日ですが、1924年にジャネット・ヘイデンという女性が老人ホームで生活する「年老いた母親たち」にプレゼントを贈ったのが始まりとされます。
南半球のオーストラリアでは、母の日を象徴する花として「クリサンセマム(洋菊)」を贈る習慣があります。クリサンセマムは語尾の「マム」という響きがオーストラリア英語の「お母さん」と重なるため、母の日にふさわしい花と考えられています。毎年母の日になると、街のあちこちでクリサンセマムの花が売られ、多くの人がお母さんにこの花を渡します。

【ネパール】
4月下旬から5月上旬の1日が母の日とされています。ネパールでは母の日を祝うというより、「母の顔を見る日」という認識が強いそう。花よりもスイーツやフルーツなどのプレゼントが好まれます。お母さんと離れて暮らしている人は、先述の食べ物を手土産に会いに行くしきたりがあります。また、結婚後に初めて母の日を迎える娘は、嫁ぎ先でさまざまなご馳走を作り、実家の母へ持って行きます。
【タイ】
シリキット前国王妃の誕生日である8月12日が母の日です。自分の母親だけでなく、国を挙げて母に感謝する日とされています。人々は王妃のシンボルカラーである水色にちなんで、水色の服を着たり、水色の旗を掲げたりして盛大に祝います。地方の大きな建物には王妃の写真が飾られることも。プレゼントにはジャスミンの花を贈るのが一般的だそうです。

【韓国】
韓国には母の日がなく、5月8日を「オボイナル(父母の日)」としています。父の日と母の日を同じ日にまとめて行うのがとても合理的ですね。日本と同じくカーネーションを贈る習慣もありますが、ストレートに現金をあげるのが最も喜ばれるそう。アイテム選びに悩んだり、両親の趣味に合わなかった、なんて失敗も回避できそうです。
3.花言葉で選ぶ 母の日におすすめの花
最近は母の日のフラワーギフトも多様化が進み、選択肢が増えました。定番の赤いカーネーションはもちろん、お母さんが好きな花をあげるのも良いですし、花言葉から贈る花を選ぶのも素敵ですね。ここでは母の日にぴったりな花言葉をまとめてみました。
【カーネーション】
母の日を代表する花として、不動の人気を誇ります。色によって花言葉が異なるので、毎年種類を少しずつ変えてプレゼントするのも楽しいですね。
《花言葉》
- ●赤:母への愛、真実の愛
- ●ピンク:感謝、上品、温かい心、美しい仕草
- ●オレンジ:情熱、熱烈な愛、清らかな慕情、一途な思い
- ●紫:気品、誇り
- ●青(ムーンダスト):永遠の幸福
【バラ】
フラワーギフトの中でも非常に人気が高いバラ。色だけでなく、贈る本数によっても意味が変わってくるので気をつけましょう!
《花言葉》
● 赤:愛情、情熱、告白
● ピンク:感謝、感銘、淑やか、幸福
● 黄色:愛
● オレンジ:絆、幸多かれ、信頼、熱望、健やか
● 青:上品
● 白:深い尊敬、純潔と純粋、麗しい
《母の日におすすめの本数》
◆ 5本::あなたに出会えた心からの喜び
◆ 8本:あなたに感謝しています
◆ 14本:誇りに思う
【あじさい】
あじさいは小さな花が集まって咲く様子から一家団らんのイメージが強く、近年はカーネーションに次いで母の日の定番になりつつあります。品種によって見た目の印象が大きく変わるので、お母さんの好みに合わせて選びましょう。
《花言葉》
●青:辛抱強い愛情
●ピンク:元気な女性
●白:寛容
【胡蝶蘭】
上品な姿はファンも多く、母の日の贈り物としても人気があります。花の形がひらひらと舞う蝶に似ていることから、花言葉も「幸福が飛んでくる」という縁起の良いものです。
《花言葉》
●花全体:幸福が飛んでくる、純粋な愛
●ピンク:親愛、あなたを愛する
●青:尊敬、誠実
●白:清純
4.母の日ギフト、どんなものが喜ばれる?
【母の日に人気のプレゼントは?】
母の日のプレゼントと言えば、カーネーションを筆頭に、お母さんの好きな花を使ったフラワーアレンジメントや鉢植えは根強い人気。華やかな見た目で、お祝いムードを一気に高めてくれる点も魅力です。近年は日持ちのするブリザードフラワーやハーバリウムなど、バリエーションも豊富になっています。
有名店のスイーツやコーヒー、紅茶のようなお取り寄せグルメも高い支持を集めています。季節限定の味や可愛いパッケージデザインは、贈る方も受け取る方もワクワクするような楽しさがありますよね。
【お母さんが母の日に欲しいもの】
実際、お母さんたちはどんなアイテムをもらったらうれしいのでしょうか?さまざまなアンケート調査※の結果、多くの人が「自分の趣味・嗜好に合った実用的なものが欲しい」と考えていることがわかりました。
たとえば料理好きなお母さんには、おしゃれなキッチン用品や便利な調理家電を贈ってみてはいかがでしょうか。美容・健康意識の高いお母さんには、化粧水やハンドクリームなどのコスメがおすすめ。マッサージ機やドライヤーのように日常使いできるものも良いですね。流行に敏感なお母さんには、スカーフやパジャマ、アクセサリーなどのファッショングッズを贈って、着こなしを一緒に考えるのも楽しいかもしれません。贈り物を通して、新たなコミュニケーションが広がりそうです。

5.手作りのメッセージカードと一緒にプレゼントを贈ろう
プレゼントと一緒に手作りのメッセージカードを添えると、さらに気持ちが伝わるかもしれません。手作りと聞くと何となく難しそうなイメージがあるかもしれませんが、ちょっとしたひと工夫で、簡単に素敵なメッセージカードが作れます。お子様や不器用な人でもすぐにできるアイデアばかりなので、ぜひ試してみてくださいね!
【台紙を準備する】
まず画用紙や色紙、厚紙などの台紙を準備して、名刺サイズや見開き、ハート型、花束形状といったお好みのデザインに切っていきましょう。
【簡単なイラストを添える】
似顔絵はもちろん、お母さんの好きな動物やキャラクター、カーネーション、バラ、星、水玉模様など、ちょっとしたイラストをワンポイントに加えるだけでオリジナリティがアップします。絵が苦手な方は、スタンプに色を塗ってペタペタと押すだけでも凝った雰囲気になりますよ。シンプルなモチーフでも、色に濃淡をつけたりするとアートな印象が演出できます。
【紙やテープを貼る】
折り紙や和紙、不要な包装紙などを切り貼りするのもおすすめです。おしゃれな色柄・形のマスキングテープやシールを重ねたりするだけで、華やかにデコレーションできますよ。
【ポップアップ式にする】
開いて楽しいポップアップカードを作ってみるのも良いかもしれません。飛び出す立体的な仕掛けで、ワクワクとしたサプライズ感を盛り上げましょう。
〈作り方〉
(1) 紙を二つ折りにして、背の部分に切り込みを入れます。
(2) 紙を半分開いて、切れ込み部分を立ち上げます。
(3) 立ち上げた部分に、花や人物などの好きなモチーフを貼り付けたら出来上がり。
6.心のこもったメッセージを添える【文例集あり】
一緒に住んでいるお母さん、離れて暮らしているお母さん、義理のお母さん、さらには奥様へ。それぞれの関係性や距離感を考えながら、心のこもったメッセージを送りましょう。文面は決して難しく考える必要はありません。感謝の思いや健康を気遣うひと言だけでも、お母さんや奥様は充分喜んでくれます。「どうしても文章を考えるのが苦手」という方には、簡単な例文をご用意しましたので、メッセージを書く際の参考にしてみてはいかがでしょうか?みなさんの母の日が、素敵な1日になりますように!
【母の日メッセージ 文例集】
〈一緒に住んでいるお母さんへ〉
お母さんいつもありがとう!
これからもずっと元気でいてね
お母さんいつもありがとうございます
いつまでも元気で、健康でいてくださいね
〈離れて暮らすお母さんへ〉
お母さんいつもありがとう
感謝の気持ちを込めて○○を贈ります
なかなか家に帰れませんが、私はとっても元気です
次の〇〇休みには帰るので、会えるのを楽しみにしています
体に気をつけて元気で過ごしてね!
いつもありがとう
普段は照れくさくてなかなか言えないけれど
明るく元気なお母さんが大好きです
次に会えたら、一緒に買い物に行こうね!
これからも元気でいてください
〈義理のお母さんへ〉
お母さん いつも細やかなお心遣いありがとうございます
ささやかな気持ちですが、私たちからの贈り物です
お体を大事にしてお過ごしください
いつもお世話になっている感謝を込めて、プレゼントをお贈りします
これからもどうぞよろしくお願いいたします
近いうちにまたお会いできるのを楽しみにしております
〈奥様へ〉
○○にはいつも感謝しています
たまにはのんびり趣味や旅行を楽しんで充電してね
これからも末永くよろしくお願いします
毎日家族を大切にしてくれてありがとう
仕事に家事に育児に、何事も頑張り屋のママですが
大変な時はいつでも言ってね 僕も一緒に頑張るから
これからも支え合っていきましょう
ひとくちメモ
気になる「母の日」プレゼントの相場
母の日のプレゼントの相場は、おおよそ3,000円~10,000円前後が多いようです。あまり高額な品物は、もらう側に気を遣わせてしまうのでご注意を。大事なのは金額ではなく、感謝の気持ちです。プレゼントには手紙やメッセージカードを添えて、お母さんへの思いを伝えましょう!
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〈母の日限定〉
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《出典元・参考文献》
日本記念日協会
https://www.kinenbi.gr.jp/
Webメディア はなのわ「海外の母の日はどうなってるの?世界各国の母の日の違いをチェック」
https://hananowa.info/flower-gift/present/1127/
クーリエ・ジャポン「イギリスの母の日【マザーリング・サンデー】」
https://courrier.jp/expat/area/welshpool/103/14229/
FRANCE365「フランスの母の日プレゼント事情!子供からのサプライズな贈り物とは?」
https://info.ensemblefr.com/yk-47.html
日本経済新聞「せかい旬景 水色に染まるタイの母の日」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44478970X00C19A5000000/
レタスクラブ「もうすぐ母の日。お母さんに何を贈る?1万人アンケートの結果を公開!」
https://www.lettuceclub.net/news/article/1135452/
ハルメクホールディングス「母の日に関する意識と実態調査」
https://www.halmek-holdings.co.jp/news/press/2023/j4u0y9p9m/
エン・ジャパン「2300人に聞いた母の日・父の日プレゼント調査2023」
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2023/32836.html
